Spacemacsを導入した
Spacemacs,よく見るとこれ.emacs.dでは(よく見なくてもそう)
— arailly (@arailly_) 2019年5月3日
Emacsを始めようと思い立ち,「Emacs実践入門」を読んで設定ファイルを書いていたところ,Spacemacsなるものを見つけたので導入してみました. 今回はそのメモです.
インストール
GitHubのページにインストール方法が丁寧に書いてあります.
インストールとはいっても,結局Spacemacsも.emacs.dなので,もしすでにemacsをインストールしていれば,.emacs.dにクローンしてくるだけです.
git clone https://github.com/syl20bnr/spacemacs ~/.emacs.d
ただし,上のコマンドは既存の.emacs.dを置き換えてしまうので注意してください.
GitHubのページには,emacs-plusのインストールに関する記述がありますが,ターミナルで使うのであればこちらはインストールしてもしなくてもどちらでも構いません. ただし,もともとemacsをインストールしている方は,brew install中に次のようなエラーが出るかもしれません.
Error: The `brew link` step did not complete successfully
困った時はbrew doctorします.見ると,emacsとlinkが衝突しているみたいなので,emacs-plusを使いたい人は,インストールの前にemacsのリンクを外してあげるといいと思います.
brew unlink emacs
GitHubに書かれているbrew linkapps emacs-plus
は動かないので,インストール時はこうします.
brew install emacs-plus ln -s /usr/local/opt/emacs-plus/Emacs.app /Applications
リンク元はインストール先に応じて変えてあげましょう.
ターミナルで動くemacsを使う場合には,上記のステップは必要なく,git cloneした後,いつものようにemacsを起動すれば,少しかっこいい見た目のemacsが起動します.
最後に
Spacemacsは新しいエディタではなく,Emacsの設定を書くことでパワーアップしたものです.
Emacsをフルスクラッチでカスタマイズするのは辛そうだなあ,どこかに良さげな設定ファイル落ちないかなあと思っている人はSpacemacsから始めてみてもいいと思います.
私もまだまだ始めたばかりなので,さらに設定ファイルをカスタマイズして使いやすくしていきたいと思います.